マシモが選ばれる理由

マシモは、体動・低灌流耐性テクノロジのパイオニアです。マシモSETテクノロジは、1994年以来、数多くの文献でその臨床効果が裏付けられています。信号抽出技術(SET)は、従来の方法とはまったく異なる方法で動脈血酸素飽和度および脈拍数の検出・処理・報告を行う、画期的なテクノロジです。マシモSETは、体動、低灌流などの最も困難な状態にある患者のSpO2モニタリング精度を、大幅に向上させます。

数多くの臨床研究を経て、マシモSETとマシモセンサの併用により次のような効果が得られることが実証されました。

  1. 治療コストの減少
  2. 患者ケアの改善
  3. 患者の安全の向上

臨床研究の結果

数多くの文献を通じ、マシモSETはパルスオキシメトリの業界標準として評価されています。また、ECRI(米国緊急医療研究会)の2種類の刊行物でも、マシモSETが取り上げられています。

業界屈指の精度と低コストを保証

パルスオキシメトリの年間コストが減少することを示した保証書と共に、最も必要とされる場面で正確なパルスオキシメトリを提供することができるのは、マシモSETだけです。

体動および低灌流に強い業界初の高精度パルスオキシメータ

  1. これまでにない特殊性と感度。誤警報を根本的に排除し、事実上すべての正しいアラームを検出します。
  2. 震え、新生児の体動、発作を含めたほとんどの体動に対し、正確な測定が可能です。
  3. ヘリコプターや救急車による移送中でも使用可能です。
  4. 低灌流時でも正確な測定が可能です。
  5. 強い周辺光や、電気メスなどによる電磁波障害が生じる場所でも、正確に測定できる設計になっています。
  6. 信頼性の高いモニタリングと耐久性の高い粘着式センサにより、治療コストを低減します。マシモSET粘着式センサは、他の有名ブランド品と比べて、交換回数が半分以下で済みます。
  7. 新生児の眼障害の発生を抑えるのに役立ちます。マシモSETを使用した治療計画では未熟児網膜症が劇的に減少することが、2件の画期的な研究で証明されています。1・2
  8. パルスオキシメトリは、マシモSETの精度と信頼性により初めて、数多くの患者の疾病の重篤度を判断する医師の役に立つ、臨床的に有用な診断ツールとして認められました。これにより、医師は幼児患者の先天性心疾(CHD)を正確に診断できるようになりました。3・4・5・6
  9. 医療過誤を防ぎます。さらに別の画期的な研究では、マシモSETが、不要な動脈血ガスの発生や、過剰または急激な酸素消費を抑えるのに役立つことが証明されました。また、マシモを導入することで、医療過誤との関連が認められている潜在的状況を回避できることも明らかにされました。7
  10. チアノーゼ患者のSpO2を正確に測定できる技術であることが証明されています。8・9
  11. マシモSETをFastSat™モードで使用すれば、他のパルスオキシメータとは一線を画する高い再現性で、動脈血のO2レベルの素早い変化を追跡することができます。誤警報は発生しません。
  12. マシモSETは、業界標準として認められており、これまでに米国麻酔テクノロジ学会「Outstanding Technology Award(アウトスタンディングテクノロジ賞)」、救命医療学会「Technology Excellence Award(優秀技術賞)」、「Medical Device Manufacturing Design Award(医療機器製造デザイン賞)」、米国電子工学協会「Breakthrough Technology Award(技術進歩賞)」、フロスト&サリバン「New Standard of Care Award(新標準治療賞)」、そしてパルスオキシメトリ業界における最高のテクノロジとサービスに授与される「Audie Lewis Award(オーディー・ルイス賞)」など、20を超える業界の有名な賞を獲得してきました。

信号抽出(Signal Extraction)テクノロジ

マシモSETテクノロジは、検出された生理学的シグナルの“基準ノイズ”の正確な設定、および動脈血酸素飽和度および脈拍数の直接算出というマシモ独自の方法により、適応型フィルタの能力を利用してリアルタイムの生体機能モニタリングを実現します。他社のパルスオキシメトリのテクノロジが単独(時には2種類)のアルゴリズムを用いて患者の動脈血酸素飽和度を測定するのに対し、マシモSET独自のアプローチ(特許取得済み)では、5種類のアルゴリズムを同時に用いて、最も困難な条件下でも正確なSpO2測定を継続して行うことができます。

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  • 2 Sola A, Rogido MR, Deulofeut R. Oxygen as a neonatal health hazard: call for detente in clinical practice. Acta Paediatr. 2007;96:801-12.
  • 3 Gianelli A.D., Mellander M, Sunnegardh J, Sandberg K, Ostman-Smith I. Screening for duct-dependent congenital heart disease with pulse oximetry: A critical evaluation of strategies to maximize sensitivity, Acta Paediatrica, 2005; 94: 1590-1596.
  • 4 Toda Y, Takeuchi M, Iwasaki T, Shimizu K, Morita K. The Accuracy of Masimo SET and Nellcor N-595 in children with cyanotic congenital heart disease. Anesthesiology 2006; 105:A1704.
  • 5 Whitney GM, Tucker LR, Hall SR, Chang AC. Clinical evaluation of the accuracy of Masimo SET and Nellcor N-595 oximeters in children with cyanotic congenital heart disease. Anesthesiology 2005; 103:A1344.
  • 6 de-Wahl Granelli A., Östman-Smith I. Noninvasive peripheral perfusion index as a possible tool for screening for critical left heart obstruction. Acta Paediatrica. 2007; 96: 1455-1459.
  • 7 Durbin CG, Rostow SK. More reliable oximetry reduces the frequency of arterial blood gas analyses and hastens oxygen weaning after cardiac surgery. Crit Care Med. 2002;30(8):1735-1740.
  • 8 Tsutumi T, Nakashima M, Yasunaga H, Nakao F, Takamatsu J. Clinical evaluation of accuracy of Masimo LNOP Blue sensor in cyanotic infants. Crit Care Med. 2006;34(12):A56.
  • 9 Whitney GM, Tucker LR, Hall SR, Chang AC. Clinical evaluation of the accuracy of Masimo SET and Nellcor N-595 oximeters in children with cyanotic congenital heart disease. Anesthesiology. 2005;103:A1344.